Googleにペナルティを受けたブログの症状とアクセス履歴を公開してます

理由も分からず、ブログやサイトのアクセス数が減少したことはありませんか？もしかしたらあなたのサイトが、Googleからこっそりペナルティを受けているかもしれません。

チキチキも別のブログでGoogleからペナルティを受けたので、そうなるとどのような症状が現れその後どうなるのか、解析の一部始終をご覧ください。

Google検索ペナルティの開始

さて、まずこれはどこにでもある普通のブログ（FC2ブログ）のアクセス解析(Google Analytics)の結果です。それまで1日50人ほどの訪問者があったブログですが、チキチキが3月7日にとある過ちを犯したところ、 急にアクセス数が減り始めました。

そのときは理由も分からずブログの更新を続けたものの、アクセス数は順調に減り続け、最終的には0に近い数字になっています。

さすがにおかしいと思い自サイトをGoogle検索し、インデックスを確認。するとまだインデックスは継続されていました。しかし掲載順位は以前よりも大幅に下げられ、10位以内だった上位のページについても数百位降格していました。アクセス数が減少した原因はGoogleからの訪問者が減ったことにあるようなのですが、このときGoogleからはなんの連絡もなく戸惑うばかり。

そこで試しに、ウェブマスターツールのサイト再審査を提出してみました。しかし数週間後にGoogleから確認が完了した旨の返信が来ただけで、アクセス数が戻ることはありませんでした。

その後やる気を失ったチキチキは「Google検索のアルゴリズムの変更か・・・」と諦め、4月5月6月と3ヶ月間、ブログを更新せずに放置していました。



ところがです・・・・ 

ペナルティの解除

問題の3月7日からちょうど90日後の6月7日、更新もしていないブログのアクセス数が、急に増え始めました。解析結果を見ると、まるで1回死んだお爺ちゃんが生き返ったような光景ですが、まさにその通りです。

要するにアクセス数が減った理由は、90日間のGoogle検索のペナルティ だったことがここで初めて明らかになりました。

ペナルティの原因

ちなみに今回のペナルティの原因となった過ち、それはGoogle検索で自サイトのキーワードを検索して何度も表示したことでした。

Google検索にはリッチスニペットという検索結果に写真や★★☆マークを表示する機能があります。これを利用するにはブログの内容を専用のHTMLタグでマークアップするのですが、そのマークアップが正常に行われ写真などが表示されているかどうかを確認するために、不覚にもGoogle検索を利用してしまったのです。



Googleは、そのサイトがどのようなキーワードで表示され、何回クリックされたのかなどの情報を検索順位の判断材料にしていると言われています。

上記は月に数十万PVある別のブログのウェブマスターツールで「検索クエリ」を見たもの。その中の「CTR（クリック率）」が低すぎる状態を放置しておくと、その検索キーワードで降格させられることがよくあります。こういった情報は、Googleで自分のサイトを検索したりクリックしたりすることでいかようにも操作できてしまいますので、チキチキは不正なアクセスとしてIPアドレスをマークされたようなのです。



それが3月7日の出来事。以降、ブログのアクセス数が激減したわけですね。なお今回体験したペナルティの原因についてはGoogle検索が使えなくなるエラーに詳しく書いておきました。

ペナルティからの脱出

検索順位の降格はアルゴリズムの変更でも起こります。なのでアクセス数がさほど多くないブログの場合は、自分のサイトがペナルティを受けたのかどうかの判断は難しいでしょう。ただペナルティを受けてきたブログの症状を見ると、ペナルティを課せられた前後の数日間、Googleクローラーのアクセス数が増加しているなどの変動が見られます。逆を言えば、Googleクローラーのアクセスが増減して、訪問者が極端に減ったような場合、クロールBotによる自動ペナルティの可能性も考えられます。

もちろんクローラーがそう言い残していったわけではありません。あくまで自身の体験に基づく推測であり、可能性です。もとよりGoogleは、ウェブマスターツールの利用者にも自動ペナルティは通知して来ません。もしもあなたのサイトで同じような症状が見られるようでしたら、ブログの修正方法を参考に、症状の改善を目指してみてください。

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