さて今回は、Google検索が使えなくなった失敗談をご紹介します。
どうやらこれは、Google検索におけるペナルティの一種のようです。
ではあらすじです。
チキチキは先日、とある理由から自分で自分のブログをGoogle検索していたところ、突如として画面上に「不正なクエリの検出」という珍しいエラーが表示されました。そしてその直後からGoogle検索が使えなくなり、検索していた自分のブログの掲載順位を降格させられたので大混乱。まるでいつの間にかサッカーJ1から消えていた東京ヴェルディのごとく、何の知らせもない降格でした。
そこで原因を調べてみると・・・
【公式サイト】 自動化されたクエリ
恐らくこれっぽい。
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Googleではその種類に関わらず、自動化されたクエリの送信を禁止しているとのこと。クエリの送信とは、検索ボックスに文字を入れて検索することです。それを自動で行うことを禁止しているわけですね。
上記ウェブマスターツールを使っている人なら分かると思いますが、検索クエリのデータはGoogleに送信されていて、表示された回数や使われたキーワードなどWebサイトの数だけ記録されています。そしてGoogleは、その検索用語で何回表示されて何回クリックされたかなどの情報を表示順位の判断材料にしていると言われてます。
しかし今回のケースでは、何か怪しいソフトを使ったり、狂ったように何十回も検索していたわけではありません。検索したのは1日数回程度で、あくまで手動の範囲内です。 そもそもサイトの運営者であれば、自分のサイトを検索してみることぐらい誰でもやったことがあるはず。
ただこのガイドラインを読んで「自動化された」という文言には何か引っかかるものを感じました。そして自分の胸に手を当てて、検索エンジンにおける自分という存在を見つめ直してみたところ、まもなくして閃きました。
どうやら問題は自分のサイトを検索したことよりも、そのときの状況にあったようです。そこで今回Google検索が使えなくなった理由と思われる注意点を、以下に書き記しておきます。
検索オプションの表示件数
Google検索では「検索オプション」から表示件数を変えることができます。
デフォルトは10件ですが、このときチキチキは100件に変更していました。
確かにこの状態で検索をすれば、より多くのページが自動で表示されることになります。そもそもこれはGoogleが提供してる機能ですが、種類に関わらず禁止(by ガイドライン)とのことですので、これも怪しいです。
site:http//....という検索方法
例
site:http://omoidasecom.blogspot.com/
サイトの運営者が自分のサイトを検索するときは、一般的に上記のような用語で行うよう勧められています。しかし今回は、これとキーワードを組み合わせた下記のような検索方法でアウトでした。
例
site:http://omoidasecom.blogspot.com/ アドオン
ただし検索用語については不正なクエリになり得ても、自動化されたクエリとは関係がないように思いますので、これはあくまで参考程度で。
ちなみにペナルティを受けたのはこのブログではありません。
検索時間の間隔
検索ボタンをクリックする間隔が短すぎる。
たとえ少ない回数であれ、短時間の間に連続して検索するのは危険なようです。
チキチキもこのとき検索用語を変えながら、数秒以内で検索をしていました。
検索した期間
毎日継続して自分のサイトを表示させるのも危ないかもしれません。
そもそもチキチキは、リッチスニペットを確認するために2週間程度継続してブログを検索していました。そしてエラーが表示された際、IPアドレスが不正とみなされています。Googleは検索した人のIPアドレスを常にマークしているということですね。
したがって過去に送信したクエリを、Googleが一定期間見張っていることも否定できません。
ブラウザの拡張機能
おそらくこれが主因の可能性大。
Fire Foxアドオン「GraseMoncky」のスクリプト、「Auto Pagerize」を導入したブラウザで検索をしていました。
Auto Pagerizeは「次へ」をクリックしなくても自動で次項を表示してくれるページ送りの拡張機能です。閲覧者にとっては便利なツールですが、検索エンジンにとってはかなりの負荷になっている可能性があります。
まとめ
思い当たる注意点は以上です。
つまりこれらを要約すると・・・
・表示件数を100件にした状態で、
・一定期間、
・または短時間の間に複数回、
・自動ページ送りのスクリプトを使って検索した。
といった一連の流れが、今回の「不正なクエリの検出」につながったと考えられます。では具体的にどれが禁止だったのかはチキチキにも分かりませんが、この内の1つ、あるいは複数の行為が該当している可能性があります。
ちなみにその後、文字認証を入力することでGoogle検索の利用停止は解除されました。しかし降格させられたブログについては状態が改善していませんので、サイト運営者の方は特に注意した方がよろしいかと思います。
※誤字のご指摘コメントありがとうございます。リライトを行いました。
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ありがとうございました。今日急にグーグル検索から
返信削除はじかれどこにもなかったので、なにごとがあったのかと
心配していました。悪いことをした覚えもありませんでしたし・・。
この文章を読んで、心当たりが一つだけありました。
借りているサイトの掲示板に訪問者の人数が自動で出るのですが
あまりすくないと、恥ずかしいので何回か短時間でクイックしました。そのせいだと思います。どれくらいの期間が流れると
また表示されるようになるのでしょうか。
もう二度と検索エンジンにのることはないのでしょうか。
「クエリ」がぜんぶ「クリエ」になってますよー。
返信削除今googleから弾かれる基準をもっと詳しく調べようと、いらないブログでまずはチキチキさんと同じ条件で検索をかけています。
返信削除すると7~8回くらいすると、検索条件は見つかりませんでしたと出ると共に、「googleウェブマスターツールをお試しください」というエラーが出ます。
1回出ると数分後にはまた普通に検索できるようになり、エラーも出てきません。
チキチキさんの時はこのような事はありましたか?
自分がやっている方法が正しいか心配です。
教えていただけませんか?
もっと詳しい弾かれ条件が分った暁にはちゃんと報告しますので。
「とゆうこと」「クリエ」
返信削除良いことを書いてるのかもしれないけど、しょっちゅうこれが出てきてイラっとするよ~。
直してくださいな。
ありがとうございます。大変参考になりました。
返信削除クエリをよく見たら
as_rights=ライセンスでフィルタリングしない
というのが入ってたのでこれが不正なのかと思ってました。
もちろん UTF-8 でエンコードされてましたが。
site: 以外に allintitle: なんかもまずいみたいです。
興味本位でbaidu(百度)という中国の検索サイトを昨日見ました。
返信削除たしかその最中で何かのエラーメッセージがでました。
そして今日、Google検索が使えなくなりました。
もしかしたらその中国のサイトが問題なのでしょうかね・・・?
記事ありがとうございました。
こんなこともあるんですね。私もしっかり気を付けて、十分注意して使いたいと思います!
返信削除ヨロピク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こういうのは、私、興味あるんですよ!
返信削除明日やってみます!
(怖いもの知らずのバチクソンであった・・・・・・・・・・)
by.鈸嘑