いや~、やっとペナルティを解除されました。ブログが表示されなくなってからちょうど90日、満を持しての復活です!O(≧▽≦)O ちなみにペナルティを受けたのはFC2でやってる料理のブログですが、頑張って更新してたのにご覧の通り、まるで非公開の状態ですよw
しかし非公開の間に徹底的に修正しておいたので、もう大丈夫な・・・ はず。
ってことで今回は、数々のGoogleペナルティを経験してきた実体験をもとに、そのペナルティの原因と修正方法について取り上げておきます。
そもそもペナルティの原因は謎に包まれた部分が多いため、内容はあくまで参考になりますのであしからず。
では詳しく見ていきましょう。
1.ペナルティとはどんな状態か
【参考資料】ウェブマスタツール、Google検索で表示された回数 |
-30、-90、-950など、降格の度合いに違いはあれど、開始から終了までピッタリキリの良い期間になってるのがGoogleペナルティの特徴。
ちなみに上記は作ってからわずか1ヶ月ほどでペナルティを受けた、アフィリエイトブログの表示回数。(^_^;)A その期間はジャスト30日。その間、たとえ1日10記事投稿しても表示回数には反映しません。
それどころかブログの名前、記事のタイトル、ドメインで検索しても上位には表示されません。しかしsite:URLで検索するとインデックスはまだ継続されている。そんな状態です。
このような状態に陥ってしまったブログの表示回数を戻すには、記事の更新ではなく、ブログの修正をします。Googleのガイドラインに違反している可能性が高いためです。参考までにそのやり方の一部をご紹介。
2.キーワードの入れすぎ
これは無意識にやりがちです。
【Google公式】 キーワードの乱用
まずGoogleのガイドラインを見ると分かりますが、キーワードの入れすぎについては サイトのランキングに悪影響が及ぶ可能性があるとハッキリ注意されています。何も知らずにブログを作って、結果的にそうなってしまってる場合もあるので、今一度確認してみてください。
【参考資料】キーワードの出現率 |
このような状態を放置しておくと、特定のキーワードでヒットするよう狙ったスパム行為としてペナルティを受ける可能性があります。キーワードの乱用はトップページが降格するトップダウンペナルティ(TDP)を引き起こすとの情報もありますが、ブログの場合はトップページよりも記事ページがメインになるので、ブログそのものを降格させられるかもしれません。
A.どうやって修正するのか
まずキーワード出現率チェッカーで、自サイトの状態をチェック。
【外部サイト】 キーワード出現率チェッカー
Google検索で上位に表示される同じジャンルのブログをチェックしてみると、大体どのくらいの出現率が良いのかが分かります。チキチキの場合は一番多いキーワードでも4%前後になるよう調節してますが、最適な値はブログのジャンルにもよるかもなので自己判断で行います。ただどのジャンルでも、おおむね5%以内なら問題ないと思われます。
修正ポイント1 ~ テンプレート、サイドメニュー ~
5%を大きく超えているような場合は、過剰になってるキーワードを削除します。このとき削除するべきキーワードとしては、テンプレート、サイドメニューなど、どのページを開いても必ず読み込まれる部分に使ったキーワードです。記事中のキーワードではありません。
具体的には「カテゴリ」などのサイドメニューで使ってるキーワード、フッターに張った「リンクのアンカーテキスト」に含まれるキーワードなど。これらは原則どのページを開いても読み込まれるため、同じ単語があったりすると出現率が跳ね上がってしまいます。
試しにそのキーワードを2、3個削除して保存すると、 すぐに反映しますので再度チェッカーで確認してみてください。パーセンテージが減っていれば成功です。
この要領で「削除」⇒「チェッカーで確認」を繰り返しながらキーワードを適正な値まで抑えます。
修正ポイント2 ― <title>タグ ―
Googleガイドラインの話に戻りますが、そこには<title>タグとalt要素に注意するよう書かれてあります。
自分のブログでタイトルがどのように表示されてるのかを確認するには、ブラウザの一番上の部分をチェック。これは<HEAD>内ある<title>~</title>の間がどのように指定されてるかによって変わります。
あるいはサイトをブラウザの「お気に入り(ブックマーク)」に入れたとき、名前が自動で入力されます。そのとき表示される名前も、<tilte>で指定したもの。こちらで確認することもできます。
例えば「ラーメン街道」という名前のブログで、 「博多のラーメンを食べ歩く」というタイトルの記事を書いたとします。このときブログ名+記事タイトルの順番で表示する設定になっている場合は・・・
「ラーメン街道 博多のラーメンを食べ歩く」となり、Googleなどの検索結果にもこのように表示されます。
つまりこの状態で他にもラーメンというキーワードを使ったタイトルの記事をいくつも書いてしまうと、ラーメンの出現率がしつこくなり、乱用に該当することに。こういうときは、<title>タグを変更します。
<title>タグを変更する場合はブログサービスによって書き方が異なります。以下はFC2ブログとBloogerにおけるタイトル変更の一例です。
参考: FC2ブログのタイトル変更 Bloggerのタイトル変更
FC2ブログの場合は、テンプレートの作者によって記述が違います。デフォルトだと概ね下記のような感じになってます。
ブログの名前を個別記事のタイトルに表示させないようにするには、それを以下のように変更します。これはトップページだけにブログ名が表示される変数です。カテゴリと個別記事の検索結果には、ブログ名が載りません。
Bloggerはデフォルトだと下記のようになってます。
ブログの名前を個別記事のタイトルに表示させないようにするには、それを以下のように変更します。こちらもトップページだけにブログ名が表示されます。当サイトで採用してるものです。
これについてはブログの変数によって変わるため、「titleタグ変更」などの用語で検索をすると、あなたが使ってるブログサービスの変更方法が見つかると思います。
修正ポイント3 ― <h>タグ ―
見出し要素である<h>タグに含まれるキーワードにも注意します。
このタグは通常、ブログの名前、ブログの説明文、記事のタイトルなどで使われています。これらは至るところで表示されるため、同じ単語を何度も盛り込むのは適切ではありません。特に記事のタイトルは投稿するたびに増えていくものですので、同じ単語を使いすぎている場合は、単純に1つ1つ書き換えながら見直します。
【Google公式】 タイトルの定型文はダメ
それと上記でも注意されていますが、記事のタイトルには同じ定型文を何度も書かないでください。例えば記事のタイトルが「ラーメンの概要」だけとか、「ありがとうございました!」だけとか。検索してくる側が、具体的に何の記事なのかを分かるように書くことがポイントです。ただしどの方法で修正するにせよ、タイトルを修正すると検索順位に悪影響を及ぼすと言われていますので、タイトルの書き換えは明らかにスパミィーな場合に実施しましょう。
修正ポイント4 ― alt要素 ―
alt要素は、画像を挿入するときに任意で使う要素です。しかしそれが意味不明な文章だったり、単語の羅列ではいけません。またそこにキーワードを盛り込みすぎてる場合は、キーワードを除いたものに書き直します。バナー広告を張ってる場合もalt要素に注意します。
3.アフィリエイトのやりすぎ
以下はブログでアフィリエイトをやってる場合のみです。
【Googleガイドライン】 アフィリエイトサイト
Googleのガイドラインには、 実質の無いアフィリエイトサイトの場合は処置を取るとの注意書きがあります。つまりオリジナルのコンテンツが少ない状態でアフィリエイトを利用すると、ペナルティを受ける可能性があります。特にブログを始めたときなど、コンテンツがまだ少ない状態でアフィリエイトをやると、このペナルティを受ける可能性が高いです。
また、あからさまにユーザーにアフィリエイトリンクを踏ませることを目的としたブログも嫌われます。参考までに修正点をご紹介しておきます。
A.どうやって修正するのか
極論を言えばアフィリエイトリンクを撤去すれば良いだけの話ですが、そうもいきませんよね。ペナルティを受けないアフィリエイトリンクの貼り方は、Googleアドセンスのルールが参考になります。
修正ポイント1 ― 見た目 ―
色やリンクの間隔など、誰が見ても広告と分かる形で表示する。
アフィリエイトはなるべくユーザーに気付かれないようにしたほうが成果が上がります。しかし他のリンクと見た目が変わらないなど、紛らわしい形でアフィリエイトリンクを貼ると、ユーザーを騙す行為とみなされる危険性があります。
例えば文章の流れの中で、ごく自然にこのようなアフィリエイトリンクを貼るよりは、むしろ下記のように、コンテンツと分けた広告の方が良いかもしれません。
スポンサー広告
アフィリエイトリンク |
修正ポイント2 ― 矢印やアイコン ―
これ⇒アフィリエイトリンク
上記のように矢印やアイコンを使ってクリックを誘発する行為も禁止されています。アフィリエイトリンクのそばに<img>タグなどを使って別途画像を配置してる場合も怪しいです。Googleクローラーには画像の内容を認識する能力はありませんので、たとえクリックを誘発する画像じゃなくても非推奨です。
修正ポイント3 ― 数や間隔 ―
誰しもすべてのリンクにアフィリエイトを使いたくなります。リンクを貼れば貼るほど売り上げは上がりますので。しかし一般的なブログであれば、数撃てば当たるとゆう概念で多数のリンクを掲載する行為は危険です。ブログはホームページとは違い、あくまで文章。自分で考えた文章がオリジナルコンテンツです。
つまり文章の少ないブログでアフィリエイトばかりをやって降格させられるのはごく普通のこと。もちろん文章ではなく写真や動画などを公開して人気が出ることもありますが、いずれにしてもコンテンツは必須です。ペナルティの原因にアフィリエイトが疑われる場合は、まずブログの「コンテンツの割合を増やす対策」をしてみましょう。
しかし広告をベタベタ張ってるのにアクセス数がやたらと多いブログもあります。例えば2chのまとめブログです。そもそもGoogleは、多くのニーズがあるサイトを作るよう推奨してますが、そのようなブログであれば、降格を凌駕する可能性があるのかもしれません。ただし地道にやってる一般的なブログの場合は、アクセス数の多いブログをマネしてたくさんのアフィリエイトリンクを張るのは避けたほうが良いと思います。またそのようなブログでも、人を引き付けるコンテンツが中心であることを忘れずに。
4.自サイトの検索のしすぎ
悪意がないにしても、Google検索でやみくもに自サイトを検索するのは危険です。
【Googleガイドライン】 自動化されたクエリ
検索を利用するということは、Googleに「クエリ」を送信することになります。このクエリの送信がスパム的であると、その瞬間から降格させられます。この現象は自身のブログで体験済みですが、イマイチ原因はハッキリしていません。しかし確実に起こるので、疑わしい部分を記載しておきます。
Google検索で自サイトを表示するときに・・・
1.数秒以内など、短時間の間に何度も表示させる
2.自動ページ送りのスクリプトなど、ブラウザに自動化されたツールを導入してる
3.一定期間、同じIPアドレスから検索を続ける
このペナルティについて詳しく知りたい方はこちら。不正なクエリの検出
A.どうやって修正するのか
実際のところチキチキも修正方法はわかりません。Googleにサイト再申請を出してもダメでした。ただこのペナルティを受けた後は、ピッタリ90日後に解除されています。
チキチキが体験したGoogleペナルティの説明は以上です。基本的に、Googleのガイドラインを一つ一つチェックすれば良い訳ですね。あるいは違反してる自覚が無いことがありますので、状態を細かく照らし合わせてみてください。チキチキもまた別のペナルティを受けることがあったら、随時こちらに追記していきたいと思います。
Sponsored Link | |
|
私もグーグルペナルティを受けてしまい、現在アクセスが激減しています。こちらの記事を読んで大変参考になりました。ところで過剰になったキーワードを調整するために記事中のキーワードを少しだけ削除したどうなるのでしょうか?
返信削除クリエではなくクエリでは。
返信削除クリエって....
返信削除クエリもしらないのにSEOを語るのは、恥ずかしいぞ。
返信削除マイクロソフトのアクセスが登場してクエリがあるのを知らないのか?
↑細かいこと突っ込むなよ 女々しい人間やな
返信削除全体として記事が役立つと思う人がいればよいこと
参考になりました!ありがとうございます!
返信削除なるほど、参考にさせていただきます!
返信削除